和歌山県内の梅林が開園し、例年2月中旬には満開を迎えます。春の息吹を感じさせる鮮やかな花々が、訪れる人々に感動的な景色を届け、季節の移ろいを豊かに演出します。
2025.02.07和歌山、梅が紡ぐ春の詩
梅の全国1位の生産地である和歌山県では現在、日本の春の象徴として知られる梅の魅力を絶賛演出中です。
毎年2月上旬から3月中旬にかけて、梅林では何万本もの梅が一斉に花開き、2月中旬に見ごろを迎えます。繊細で優雅な花々で、厳しい冬を越えて生命力を示す自然の力強さを表現しています。
古来より、日本文化において梅は、冬から春への希望と忍耐を象徴する花として親しまれ、その美しさは詩歌や絵画に数多く描かれてきました。和歌山の梅林は、まさに新たなシーズンへの想いを込めた感動的な風景なのです。
下記で特別な体験ができるおすすめスポットを紹介します。
南部梅林(みなべばいりん)
「一目百万、香り十里」といわれる南部梅林は、日本最大級の広さを誇り、その一帯が梅花の香りに包まれるほど美しく薫るみなべ随一の名所です。

2月の土日祝には、もち投げ(建物の高い場所からお餅を投げること)など様々なイベントが開催される予定で、キッチンカーが出店する日もあります。「いももち」や有名な「紀州南高梅」など、様々な名物を楽しむこともできます。
坂道が多いので、運動靴などの歩きやすい靴がおすすめです。ペットも入園できます。

満開時期は近くの駐車場が午前中でも満車になることがありますので、できるだけ早めに来園されることをおすすめします。
情報
【開催日】2025/1/25(土)~3/2(日)
*開花状況により、開園期間が変更となる場合があります
【営業時間】8:00~17:00
【入場料】大人(高校生以上)500円。小人(小・中学生)200円
【住所】和歌山県日高郡みなべ町晩稲地内
【駐車場(一日)】自動車:500円
紀州石神 田辺梅林(きしゅういしがみ たなべばいりん)
梅の生産地として知られる和歌山県で、代表的な生産地の一つが田辺市です。田辺市の紀州石神田辺梅林は「一目30万本」と謳われ、太平洋に向かって山々と共に折り重なる梅畑の景観が、この梅林の一つの魅力となっています。

多彩なイベント及び、地元の山菜や手作りの産品を販売している物販・フードコーナーに加え、梅うどん、石神母さん特製弁当など特別メニューも現地で食べられます。
田辺市内メーカーの商品約20種類があるので、ぜひ産地ならではの美味しさを満喫してください。

また、梅林までの公共交通機関がないので、マイカーやタクシーのご利用をお勧めします。
基本情報
【開催日】2025/2/8(土)~3/2(日)
【営業時間】9:00~17:00
【入場料】無料
【住所】和歌山県田辺市上芳養5057-2
【駐車場(一日)】梅林屋上駐車場 約20台、臨時駐車場 約50台(無料)
開花情報
HPでは、「六分咲き」、「満開」、「散り始め」など開花情報を掲載しています。一番綺麗な景色を眺めるため、出発する前にチェックおきましょう。
大切な方々と春の訪れを感じ

本記事では、和歌山県内の梅林スポットを2つ紹介しました。
是非大切な方々と一緒にお越しいただき、春の訪れを感じ、心に残る思い出を作ってください。
写真・映像提供元
1.みなべ町役場うめ課
2.田辺観光協会