夏、水辺へ。夏の関西旅、神社巡りだけじゃもったいない!カヌーやシーカヤックに挑戦。清涼感たっぷりの水辺の冒険を楽しみたい。そう感じるあなたにおすすめなのが、和歌山!
2025.07.28関西の中でも「海と川の自然を同時に楽しめる貴重なエリア」、和歌山。夏が近づくにつれ、澄んだ海や川の清流を求めて、多くの人々が和歌山に足を運び、自然のアクティビティを楽しんでいます。
その中で、近年注目を集めている人気のアクティビティが「カヌー」と「シーカヤック」。
カヌーの魅力は、水面との一体感。水の音や風を感じながら、パドルを使って自分のペースで静かに進んでいくと、まるで自然と対話しているような気分になります。
特に川では、流れに身を任せながらゆったりと下ることで、普段の生活では味わえない癒しの時間が流れていきます。
一方、シーカヤックは海の冒険に特化したカヌーの一種。船体は細長く、風や波にも強い構造で、海岸線や入り江、洞窟などダイナミックな自然を探索できるのが魅力です。
【海蝕洞の冒険】
和歌山県中部、湯浅町のすはら海岸周辺には、大小の海蝕洞や無人島が点在。夕日百選にも選ばれたこの海岸線は、もはや自然が作り出した迷路のような景観が広がっています。
低い視点と高い機動性を活かして、細いルートもスムーズに進めるのが特徴であるシーカヤックなら、岩の隙間や洞窟の奥まで入り込むような探検が可能。神秘的な洞窟、野生味溢れる断崖絶壁など、ここでしか味わえない“海の冒険”が待っています。

*船尾にはラダー(舵)やスケグ(フィン)が付いているため、海上でも安定して直進でき、風や波のある状況でもスムーズに操縦が可能(提供は業者によって)
さらに南へ足を延ばせば、串本町の橋杭岩も見逃せません。 海中から一直線に並ぶ奇岩群は不思議な造形美を誇り、干潮時には岩の間を歩いて探検することも可能です。その独特な地形と神秘的な雰囲気は、シーカヤックでのアプローチにもぴったり!

【緑に包まれる川面】
川派におすすめしたいのが、和歌山中部を流れる日高川や南部の古座川でのカヌー体験。観光地化されすぎていない静かな環境の中、木々のトンネルに包まれるように、川をゆっくりと進むことができます。
緑を映す川面の上をゆっくりと進んでいくと、まるで水彩画の世界に入り込んだような気分になります。さらに透明度の高い水の中では魚や川エビが泳ぎ、水音や風の音に包まれながら、自然と一体になるような穏やかな時間が流れていきます。
今年の夏、「いつもと違う関西旅」を計画しているなら、和歌山でしか味わえない水と自然に寄り添う体験が、きっと心に残る時間を届けてくれます。ぜひ旅の候補地に加えてみてください。
